五反田駅
JR東日本発表の年度別一日平均乗車人員は、
(2003年)126,269人⇒(2008年)134,512人⇒(2013年)132,524人
と、2000年代前半は1990年代に比べ減少傾向が見られたものの総じて安定的に推移しています。
五反田にあまり良いイメージをもたない方も多いかもしれませんが、五反田駅からもほど近い距離の目黒川エリアや不動前エリアは人気の住宅街ですし、近年は駅南側の大崎エリアの再開発の恩恵もあり街のイメージが良くなってきているのではないでしょうか。
五反田駅周辺の2003年以降2012年までに分譲されたマンションの坪単価の傾向は上の通りです。
最も高額なエリアは言うまでもなく駅北側の城南五山のうちの1つ「池田山」がマンション名に付けられる第1種低層住居専用地域となっているエリアです。池田山プレイス(2004年分譲/440万円)、ザ・パークハウス池田山(2012年分譲/428万円)など分譲時期によらず高単価ですね。
その他はエリアの違いというよりも分譲時期と物件のブランド力・ランドマーク性の差という印象です。
プラウドタワー東五反田(2008年分譲/410万円)とパークタワーグランスカイ(2008年~分譲/約378万円)は共にリーマンショック前のプチバブル期に分譲を開始され、総戸数が多かったグランスカイはかなりの長期販売を強いられましたし、最終的にデベロッパー側が賃貸に回した部分もあったと思います。
現在はより大崎駅に近いエリアとはなりますが、パークシティ大崎がこれらと同水準で分譲されています。
果たしてその水準を長期的に維持できるのでしょうか。