白金高輪駅
東京都交通局発表の年度別一日平均乗車人員は、
(2003年度)7,743人⇒(2008年度)12,696人⇒(2013年度)11,943人
下表のようにここ10年余りで白金高輪駅周辺に数多くの分譲マンションが誕生しています。その影響か乗車人員の方も大分増えている印象です。ここ最近は伸び悩んでいる状況ですが、実際、ここ5年間は話題性・規模感のある物件の分譲はないですね。
上表が白金高輪駅周辺の2003年~2012年に分譲されたマンションの坪単価の傾向です。
高輪台駅同様に駅が桜田通り沿いにあり、駅前物件は騒音の影響が不可避であるためか単価的には弱い傾向です。中古市場では高評価されてはいますが、白金タワー(2003年~/341万円)、プレイス白金ブライトレジデンス(2003年~/280万円)という今となっては驚きの低単価でした。
また、駅の北東・北西は古川方向に近づくにつれ低地となりますし首都高にも近いポジションとなるので、比較的安価な水準で分用された物件が多いです。
高額エリアはやはり東の高輪1丁目と西の白金2丁目ということになるでしょう。東はクラッシィハウス高輪(2006年~/533万円)、ウェリス高輪(2009年~/447万円)、西はサンウッド白金三光坂(2006年/435万円)あたりが代表物件ということになるでしょう。ウェリス高輪あたりはプチバブルの残党としてかなりの長期販売及び値引きを強いられましたけども。