早稲田駅
東京メトロ発表の年度別一日平均乗車人員は、
(2003年)32,995人⇒(2008年)35,666人⇒(2013年)38,327人(※)
(※乗降人員÷2で計算しています。)
と一貫した増加傾向にあります。早稲田駅周辺はマンションの分譲が多いエリアではなく夜間人口がそれほど伸びているとも思えませんし、学生数も基本的には減少傾向にあると思うのでこれほど顕著に増加しているのがやや不思議ではあるのですが、それほど注目度が高くない中でここまで増加しているのですから将来性はあるのでしょう。
早稲田駅周辺の2003年以降2012年までに分譲されたマンションの坪単価の傾向は上の通りです。
この駅周辺の物件の特徴としてはまとまった土地が出にくく小規模物件が多いということでしょう。最近でこそ大手デベ物件もちょこちょこ見られるようになりましたが、「土地が小さい=大手デベは手を出さない」というのが普通であり、ブランド感のある物件が少ないので坪単価のばらつきも少ないでエリアです。
駅徒歩1分のフォレスト早稲田レジデンス(2008年~分譲/312万円)はそれなりの坪単価となっていますが、駅徒歩1分が影響していると言うより分譲時期の影響の方が強いでしょう。
神田川至近の都電の早稲田駅の方には西早稲田パークタワーと西早稲田シティタワーという2つの財閥系ランドマークタワーがありますが、このエリアは90年代に再開発されており、どちらも築年数がかなり経過しています。