二子玉川駅
東急電鉄発表の年度別一日平均乗車人員は、
(2003年)46,041人⇒(2008年)51,526人⇒(2013年)63,198人(※)
(※乗降人員÷2で計算しています。)
と、東急線の駅の中で随一と言ってもよい伸びを見せています。
主な原因は2011年の二子玉川ライズの開業によるものだと思いますが、もともとブランドのある人気の住宅街であることも多分に影響しているでしょう。
二子玉川駅周辺の2003年~2012年に分譲されたマンションの坪単価の傾向は上の通りです。
この駅周辺の最大の特徴としては駅距離のある物件が多いということでしょうね。
駅前は高島屋などもある商業エリアであり、伝統的な住宅地は駅から離れたエリアに存在しています。岡本エリアは駅距離20分前後と利便性は低いですが、戸建マンションを問わず存在感のある建物が数多く存在しています。
そんな中、駅前に誕生したのが前述の二子玉川ライズタワー&レジデンス(2008年~分譲/363万円)です。リーマンショック直前の2008年に分譲開始され、当初はプチバブル感が強く売れ行きは芳しくありませんでしたが、駅前の再開発が進行するとともにみるみる売れていきました。駅前再開発ながら駅徒歩は6分と少々距離がありますし、川沿いの低地ではありますが、そのランドマーク性とスケールは誰もが認める所でしょう。
ライズの再開発により既存タワーマンションだったプラウドタワー二子玉川(2004年分譲/344万円)もさらに価値高めたと言えます。
二子玉川駅(というか世田谷区)はタワーマンションが少ない上に駅近物件ですから余計ですね。