日暮里駅
JR東日本発表の年度別一日平均乗車人員は、
(2003年)79,694人⇒(2008年)90,637人⇒(2013年)102,817人
と顕著な上昇傾向にあります。2008年の日暮里舎人ライナーの開業が主な要因ではありますが、東口駅前の再開発もこの駅にかなりのインパクトを及ぼしたことは容易に想像できます。日暮里舎人ライナー沿線では近年マンション分譲が盛んですし、交通利便性の高い山手線至近のエリアとしてはマンション価格が比較的抑えられているエリアなのでまだまだ楽しみなエリアですね。
日暮里駅周辺の2003年以降2012年までに分譲されたマンションの坪単価の傾向は上の通りです。
駅西にもマンションはなくはないのですが、谷中霊園の他、数々のお寺が連なるエリアであり、千駄木駅のあたりまでいかないとマンションは少ないですね。
駅南西の山手線内側はいわゆる谷根千エリアであり、山手線外側の数多くのマンションが存在しているエリアと比べブランド感があるのですが、目立った坪単価の差は見られません。日暮里駅の駅力がそれなりに評価されていることの裏返しでもあるでしょう。
東口駅前の再開発によって誕生したタワマンステーションプラザタワー(2007年/264万円)、ステーションガーデンタワー(2005年~/232万円)だけでなく坪単価230万円程度の物件もポツポツ見られます。
駅徒歩5分の日暮里アインスタワー(2003年~/196万円)はマンション相場が底値の時期に分譲されたので今となってはかなり安い水準だったと言えます。